ホワイトニングについて
ホワイトニングとは
加齢や飲食物による着色を薬剤で白くする方法です。
歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、家で行うホームホワイトニング、オフィスとホームを両方行うデュアルホワイトニングなどの方法があります。
こんな方におすすめ
- 歯を白くしたい方
- 結婚式やイベントを控えている方
- 年齢やによる歯の変色や歯の着色が気になる方
ホワイトニングのリスク
- 知覚過敏
- 色ムラ
- 後戻り
- 口腔粘膜炎
- 歯肉の灼熱感
治療の流れ
-
問診票の記入
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口腔内チェック
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カウンセリング
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着色除去
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ホワイトニング剤の塗布、光照射
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ジェルの除去
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2回目の光照射
(5~7の繰り返し) -
仕上げ
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歯の色のチェック
ホームホワイトニングに
ついて
ホームホワイトニングとは
ホームホワイトニングは、自宅で手軽に歯を白くする方法です。まず、医院で患者様の歯にぴったり合った専用のマウスピースを作成します。このマウスピースにホワイトニングジェルを入れ、毎日一定時間(通常は数時間から一晩)装着していただきます。この過程を2週間から1ヶ月程度続けることで、徐々に歯が白くなっていきます。
ホームホワイトニングの特徴
- 自分の好きな時間にできる
- 色戻りまでの期間が長い
- 透明感のある自然な仕上がりになる
ホームホワイトニングの注意点
- 効果が得らにくくなってしまうので、毎日行うことが必要です。(歯磨きをしっかりやらずにホワイトニングをするとムラが出てしまうなど)
- ホワイトニング期間中に色の濃い飲食はできません。
- 一次的に知覚過敏が起こる場合があります。
オフィスホワイトニングに
ついて
オフィスホワイトニングとは
歯科医院で国家資格を持つ歯科医師や歯科衛生士が、専用の薬剤と機器を使って行うホワイトニングのことです。使用されるホワイトニング薬剤は、ホームホワイトニングよりも高濃度で、短時間で効果を実感できます。
当院のオフィスホワイトニングの特徴
即効性があり、プロが施術するため色ムラなど出にくく、万が一のトラブルにも早急に対応できます。
オフィスホワイトニングの
メリット・デメリット
メリット
- 即効性が高い:
オフィスホワイトニングは高濃度の過酸化水素を使用するため、1回の施術で効果を実感しやすいです。 - 安心の施術:
国家資格を持つ歯科医師、歯科衛生士が口腔内を確認しながら施術を行い、安心して任せることができます。 - 手間が少ない:
ホームホワイトニングは白さが定着するまで2週間程ほぼ毎日2時間マウスピースを装着し続ける必要があり、マウスピースのお手入れも必要です。オフィスホワイトニングでは、歯科医院で90分程度で終わるためトータルの拘束時間が少なくすみます。 - 口腔内環境の改善と虫歯予防:
虫歯がある状態でホワイトニングをするとしみやすく、歯垢や歯石がついた歯ではホワイトニング効果が十分に得られません。歯科医院では、ホワイトニング前に口腔内環境のチェック、必要であれば処置を行います。口の中の健康管理や虫歯予防でホワイトニングを行うことは大変効果的です。 - トラブル時の迅速な対応:
ホワイトニング中に痛みが生じた場合でも、歯科医師や歯科衛生士がその場ですぐに対処してくれるため、安心して施術を受けられます。
デメリット
- 奥歯のホワイトニングは難しい:
オフィスホワイトニングでは薬剤を歯へ塗布する際、粘膜と近いため薬剤からガードすることが難しかったり、ライトの光が奥まで届かないことから、施術の対象とならないことが多いです。 - 人工歯や歯の健康状態によっては白くできないことがある:
オフィスホワイトニングは健康な天然歯にのみ効果を発揮します。差し歯や入れ歯、インプラントなどの人工歯は白くなりません。歯の状態によっても施術が難しい場合があります。 - 色戻りの可能性:
即効性が高い分、ホームホワイトニングと比べ色戻りが早く感じられることがあります。歯の状態にもよりますが、オフィスホワイトニングの効果は平均して3~6ヶ月程で、ホームホワイトニングの平均6ヶ月~1年に比べて短い傾向にあります。
オフィスホワイトニングで
使用している機器
光照射器(LEDライト):
東京技研 ブリリカビアンコ
オフィスホワイトニングの注意点
- オフィスホワイトニングができないケース
歯の状態や体質によってオフィスホワイトニングができない場合があります。
・無カタラーゼ症
・妊娠中・授乳中
・小児、乳幼児
・光線過敏症(光線アレルギー)
・気管支喘息などの呼吸器疾患がある - オフィスホワイトニングの効果
歯の状態によって個人差があります。
・ホワイトバンドやホワイトスポットがでる
・テトラサイクリンによる変色がある場合、ホワイトニング効果が出にくいです。 - ホワイトニング後
歯茎や歯がしみる症状がでることがあります、数日で軽快します。
- ホワイトニング後24時間以内
着色しやすい飲食物、色の濃い飲み物・食べ物、酸性度の高い飲食物、喫煙は控えていただくことをおすすめしています。
- オフィスホワイトニングの効果
時間とともに薄れていきます。定期的にメインテナンスを受けて白い歯を維持しましょう。
オフィスホワイトニングの通院頻度について
オフィスホワイトニングによる白さは3~6ヶ月程で薄れていきます。オフィスホワイトニングでのメインテナンスは3~6ヶ月に1回の施術を推奨しています。
※メインテナンスの頻度は個人差があります。
さらに白さを最も効率的に長続きさせる方法としては、オフィスホワイトニング後にホームホワイトニングを2週間に1度行ってメインテナンスまで継続していだくことが一番です。
3か月後のメインテナンスで歯の色戻りのチェック、歯面清掃し、ホームホワイトニング薬剤を次のメインテナンスまで追加して白さを維持していきます。その際、メインテナンス時に色戻りが激しい場合はオフィスホワイトニングを行うといったサイクルで白さをキープしていく方法があります。
よくあるご質問
一度の通院で思い通りの白い歯になれますか?
A:オフィスホワイトニングでは、1回で治療の効果を実感しやすい傾向にあります。
思い通りの(理想的な)歯の色になれるかどうかは希望する白さによって変わります。大体1~4回で終わることが多いです。ホワイトニングの効果は個人差が大きいものです、1回で劇的に変わる時もあれば、緩やかに変わっていく事もあります。
1回ホワイトニングをすると、どのくらいの期間効果が持続しますか?
A:およそ3~6か月ほど持続します。
普段の歯磨きの回数や歯磨きにかける時間、食生活、喫煙習慣などによって個人差があります。ホワイトニング効果を長持ちさせるためには、歯磨きをしっかりとするとともに、できるだけ歯に着色が付かないように気を付けることが大切です。
施術を受けるにあたっての注意点はありますか?
A:歯の着色を防ぐため、施術後24時間は色の濃い食べ物や飲み物は控えましょう。
具体的には、コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、チョコレート、たばこなどは控えてください。
ホワイトニングができない人、できない歯はありますか?
A:以下に当てはまる方は、治療ができない場合がございます。
- 無カタラーゼ症の方
- 光線過敏症の方
- 妊娠中、授乳中の方
- 失活歯(神経が死んでしまった歯)
- 周りの歯に詰め物や被せ物が多い方
(ホワイトニングすることでかえって色の差が目立つようになってしまうことがあります) - 抗生物質の影響で歯の変色が強い方(ホワイトニング効果が出にくいです)