虫歯治療

虫歯について

虫歯について

虫歯とは

口の中にいるむし歯の原因菌が作る酸によって歯が溶けた状態のことです。

虫歯の原因について

むし歯の病原菌(ミュータンス菌)は、まず歯に付着し歯垢(プラーク)を形成します。その後、食べ物や飲み物に含まれる糖質から 酸を作ります。この酸が、エナメル質の内部から歯のカルシウムやリンを溶かします。
これらの一連の流れでむし歯は発生します。

当院の虫歯治療の特徴

当院の虫歯治療の特徴

治療の痛みに対する
医院の配慮について

神経の通っている内部までむし歯菌に感染してしまうと痛みを感じるようになります。本厚木ひらい歯科では、治療中に痛みを感 じにくくするために5つの取り組みを行っています。

  1. 麻酔する歯茎へ塗る麻酔を使用

    麻酔時の痛みの1つに注射針を刺入する際の痛みがあります。麻酔の注射をする前にペースト状の塗る麻酔薬を置きます。塗る麻酔で歯肉を鈍感にしてから注射することで、痛みを軽減します。

  2. 電動の麻酔器の使用

    注射時に薬液を入れる速度が速かったり、圧が強くかかることで痛みを感じやすくなります。電動の麻酔器を使用して、薬液を入れる速度をコントロールすることで痛みを軽減します。

  3. 極細注射針の使用

    注射針が細ければ細いほど刺入された際の痛みを感じにくくなります。本厚木ひらい歯科では『33G(外径0.26mm)』という極細の注射針を使用しています。(採決の際は、一般的に21G(外径0.81mm)のものを使用します。これは外径0.81mmです。医科で用いる針の半分以下の細さの針を使用しています。)

  4. 注射針の刺入角度と深さへの配慮

    同じ注射針を使用していても歯肉へ刺す角度や深さによって痛みの感じ方が異なります。可能な限り痛みを感じにくい角度と深さで麻酔を行います。

  5. カートリッジウォーマーの使用

    麻酔薬を最も痛みの少ない37℃に温めて保温します。冷蔵庫で冷やした薬液をいれるより、人肌程度に温めた薬液を注入したほうが痛みがでにくいです。

自由診療のコンポジットレジン(CR)をお取扱いしております

当院では、自費診療での「コンポジットレジン充填(CR充填)」を取り扱っております。「コンポジットレジン(CR)」は、現在虫歯治療などで広く普及している、樹脂製の白い修復用素材です。以前は金属を詰めて治していた虫歯も、近年はコンポジットレジン充填により、短時間で白い歯に修復する治療が一般的になりました。

通常の保険で使うレジンは、吸水性を持つ性質により着色しやすく、時間が経つにつれて劣化し、また強度が弱く欠けやすいといわれています。それに対し、自費診療でのレジンではレジンにセラミックの微粒子を混ぜたものが使用されており、透明感のあるより自然な歯の色を再現でき、変色しにくく強度も強いことが特徴です。

当院のダイレクトボンディング治療の特徴

虫歯治療について

虫歯の段階(C1~C4)により
治療法が異なります。

C1:エナメル質内の虫歯

エナメル質内の虫歯

特徴

歯の表層のエナメル質が溶けて、エナメル質の範囲内でむし歯が進行している状態です。 痛みの症状はありません。患者さんご自身では気づかないことがほとんどで、放置するとむし歯が奥深くへ広がっていきます。

治療内容

CR充填 プラスチック樹脂を直接歯へ詰める治療
ダイレクトボンディング ラバーダム防湿を行い、自費治療用のCRを使用して歯へ詰める治療
インレー修復 歯型を取り、詰め物を作製しセットする治療

治療の流れ(CR充填の場合)

1むし歯を削ります。

健康な歯を削らないようにするためむし歯のみ染色する薬剤を塗布しむし歯を確実に取り除きます。エナメル質内のむし歯であれば痛みは出ません、痛みが出る場合は麻酔を行います。

2CRを使用し
削った部分に詰めます。

CR(コンポジットレジン)を使用しむし歯で削った部分に詰めます。光を照射し硬化させます。

3咬み合わせの調整、
研磨を行います。

C2:象牙質に達した虫歯

象牙質に達した虫歯

特徴

エナメル質より奥深くにある象牙質までむし歯が進行している状態です。象牙質には神経が通っているため、冷たいものや熱いものがしみたり、食事時に咬むと痛みが出ます。放置して進行するとズキズキとした痛みが出ることがあります。

治療内容

CR充填 プラスチック樹脂を直接歯へ詰める治療
ダイレクトボンディング ラバーダム防湿を行い、自費治療用のCRを使用して歯へ詰める治療
インレー修復 歯型を取り、詰め物を作製しセットする治療
クラウン修復 歯型を取り、かぶせものを作製しセットする治療

治療の流れ(インレー修復の場合)

1麻酔を行います。

2むし歯を削ります。

健康な歯を削らないようにするためむし歯のみ染色する薬剤を塗布しむし歯を確実に取り除きます。

3詰め物を作製するために
歯の形を整えます。

4型取りを行い、歯に仮のフタを
して2回目の治療は終了です。

5前回詰めたフタを外します。

痛みが強い場合は麻酔を使うことがあります。

6完成した詰め物を調整します。

7歯に接着剤をつけて
セットします。

8余分な接着剤を外します。

C3:歯髄(神経)に達した虫歯

歯髄(神経)に達した虫歯

特徴

歯の象牙質が溶け、歯の中にある歯髄腔(神経と血管のある空間)までむし歯が進行している状態です。温かいものや冷たいものがしみるのに加えて、咬むと強い痛みがあったり、何もしてなくてもズキズキと激しく痛む場合があります。むし歯の進行速度はC1からC2になるまでよりC2からC3になるまでの方が速くなります。

治療内容

根管治療 神経のある歯髄腔と根管内をきれいにする治療
支台築造 歯に土台を立てて補強する治療
クラウン修復 歯型を取り、かぶせものを作製しセットする治療

治療の流れ

C4:歯質が失われた虫歯

歯質が失われた虫歯

特徴

むし歯で歯の大部分が欠損している状態です。お口の中に見えている箇所がほとんどなく根だけになってしまっている場合もあります。末期のむし歯で歯の中の神経は壊死してしまっているため、痛みは感じないこともあります。

治療内容

歯の保存が可能な場合、根管治療を行います。その後、補綴治療を行います。

歯の保存が困難な場合、抜歯を行います。その後、欠損補綴治療を行っていきます。

治療の流れ(歯の保存が困難な場合)

1麻酔を行います。

2麻酔の効きを確認し、
抜歯します。

3止血を確認し、1回目は終了です。

41週間後に傷口の治りを
チェックします。

虫歯の予防法について

むし歯予防は、正しい歯磨きを毎日行うこと、糖分を含む飲食の摂取頻度を制限することで効果が出ると言われています。しかしながら、患者さんそれぞれの継続する意思と努力にゆだねられるもので、現実的には完璧を目指すことは困難です。そのため、歯科医院へ定期的にメインテナンス・検診で通院することによりむし歯の予防、早期発見、早期治療することが重要です。
また、プラークコントロールが困難な患者さんの初期う蝕や根面う蝕に対して、歯科医院でのフッ化物によるむし歯の重症化予防を行うことでいたずらに治療を続けて悪化させないようにすることが生活の質を落とさず、長く美味しく食事をとれることに繋がると考えています。

治療期間について

むし歯の治療期間はむし歯の大きさによって異なります。
初期むし歯(実質欠損なし)は、歯を削らず経過観察となります。そのため治療期間はかかりません。
小さなC1(エナメル質う蝕)やC2(象牙質う蝕)は1回の通院で治療終了となります。
広範囲のC1や大きなC2は2回の通院が必要となることが多いです。治療期間は約1週間から2週間です。
C3(神経に及ぶむし歯)の場合、根管治療で3~5回、かぶせものを作るために3回の通院が必要となります。治療期間は1ヶ月半から2ヶ月半ほどかかります。
C4(根管にまで及ぶむし歯、残根の状態)では、歯が残せるのであれば根管治療を行います。歯を残すことができない場合、ブリッジや入れ歯では3ヶ月程、インプラントを行うのであれば半年以上かかります。

平日夜19時まで・土曜日も診療

平日は19時まで、土曜日も診療している歯医者です。
お昼休みやお仕事帰りにぜひお立ち寄りください。

診療時間
9:00-13:00
15:00-19:00

【▲】土曜日は9:00~14:00
【休診日】日曜・祝日

本厚木駅から徒歩1分の歯医者

小田急電鉄小田原線「本厚木駅」北口からすぐ。
駅チカの通いやすい歯医者です。

地図

本厚木駅から徒歩1分の本厚木ひらい歯科
〒243-0018
神奈川県厚木市中町2丁目1-18
TRUNK本厚木6F

-小田急電鉄小田原線
「本厚木駅」北口から徒歩1分

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